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■虫歯になりにくい人とは?特徴や今日からできる3つの習慣

2023.03.31

世間には、虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人がいます。前者の特徴は何となく想像がつきますよね。お口の中が不潔な人は、虫歯なる歯の数も必然的に多くなります。そこで今回は、虫歯になりにくい人の特徴に焦点を当てて、今日からでもできる生活習慣の改善方法などを詳しく解説します。

▼虫歯になりにくい人の特徴

虫歯になりにくい人には、次に挙げるような特徴があります。

◎自分に合った口腔ケア方法が身に付いている

虫歯を予防する上で最も重要なのは、お口の衛生状態を良好に保つことです。例えば、甘いものが大好きで、毎日必ずスイーツを食べる習慣がある人でも、口腔内が常に清潔な状態であれば虫歯になることもありません。歯垢のない「プラークフリー」な状態を維持することは、それくらい重要なことなのです。虫歯になりにくい人の多くは、自分に合った口腔ケア方法が身に付いていることから、虫歯菌が活動しにくい口内環境を築けているものです。

◎虫歯菌のエサを増やさない

虫歯菌のエサとはすなわち砂糖を始めとした糖質です。砂糖がふんだんに使われたお菓子だけでなく、清涼飲料水や砂糖入りのコーヒー・紅茶なども虫歯菌の活動を活発にするため、それらの摂取量には十分配慮する必要があります。虫歯になりにくい人というのは、そうしたシュガーコントロールを徹底すると同時に、虫歯菌のエサとならないキシリトールやエリスリトールといった代用糖を積極的に活用していることが多いです。

◎フッ素で歯を強くしている

虫歯になりにくい人は、ほぼ間違いなくフッ素入り歯磨き粉を使っています。フッ素による虫歯予防効果は科学的に証明されているものであり、WHOもさまざまな方法でフッ素を使用することを推奨しています。市販の歯磨き粉には1,450ppmのフッ素が配合されているものもあり、それ相応の虫歯予防効果が期待できます。また、虫歯になりにくい人は、歯科医院でのフッ素塗布を定期的に受けているケースが多いと言えます。歯科医院では9,000ppmのフッ素が配合されたジェルを使用できることから、虫歯予防効果はさらに高まります。

▼今日からできる虫歯予防のための3つの習慣

皆さんも虫歯になりにくい人になるために、次の3つの習慣を身に付けるよう努力してみてください。

【習慣1】口腔ケアを徹底する

口腔ケアを徹底するというのは、単に毎日歯磨きすることではありません。正しい歯磨き方法を身に付け、それを毎食後に実践することが前提条件となります。虫歯になりにくい人は、歯ブラシによるブラッシングだけでなく、歯と歯の間の汚れを除去するためにデンタルフロスや歯間ブラシを活用していることでしょう。マウスウォッシュも併用して、お口の中で細菌が繁殖しないよう、小まめにケアしている人も珍しくありません。そうした理想的な口腔ケアを習慣付けることから、虫歯になりにくい人になるための第一歩が始まります。

【習慣2】糖質の摂取量をコントロールする

虫歯菌のエサとなる糖質の摂取量を意識的に制限するよう努めましょう。代用糖を活用するのも一つの有効な手段です。

【習慣3】口腔ケアにフッ素を活用する

毎日の歯磨きでは、フッ素入りの歯磨き粉を使い、3ヵ月に1回くらいの頻度で歯科医院のフッ素塗布を受けましょう。

▼まとめ

今回は、虫歯になりにくい人の特徴や今日からできる虫歯予防のための3つの習慣について、藤本歯科クリニックが解説しました。上記の3つの習慣を身に付けて、皆さんも虫歯になりにくい人を目指しましょう!